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病気

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猫が熱を出した!家で様子を見ても大丈夫?

私たちは熱が出ると、まずは自宅で安静に過ごして様子を見ますよね?

そうして、長引くようであれば自らお医者さんに診てもらってお薬や点滴をしてもらうという人がほとんどではないでしょうか。

しかし猫は違います。

猫は熱を出しても私たちに「熱が出た」と教えてはくれません。

そのため、飼い主さんのほうから猫の体調の変化に気が付いてあげる必要があります。

この記事では猫が熱を出した時の対処法を解説します。

猫の発熱!自宅での様子見は危険?

猫に熱があると気が付いた場合、自宅で2~3日様子を見ようとするのはおすすめしません。

理由は「発熱」というのは病気の症状の1つだからです。

そして「発熱の症状が出る病気」というのは数多くあります。

熱はしつこい猫風邪によるものだと思っていたら、実は違う病気で驚かれた飼い主さんもおられました。

そのため、発熱の原因を突き止めるには、猫の状態に合わせた検査とその結果を診断する獣医さんの知識が必要不可欠です。

猫に熱があるときの診察のタイミングは?

猫に熱があると感じた場合は、基本的には早めに獣医さんの診断を受けるに越したことはありません。

しかし、どうしても今すぐに行けない!近くに夜間対応病院がない!という場合もあります。

そんなときのためにこちらに目安を紹介します。

様子を観察

運動中→体を冷やす

興奮している→とりあえず落ち着かせる

病院へ

微熱(39度前後)がある

嘔吐や下痢などの消化器症状がある

至急病院へ

高熱(41℃以上)→冷ましながら病院へ

尿、便の失禁がある

呼吸がおかしい

ぐったりしている

痙攣をおこしている

以上が目安の一例です。

しかし、例の中にある微熱や高熱は自宅で測定するのが難しく、飼い主さんが把握するのはかなりハードルが高いでしょう。

なので、少しでも不安がある場合は電話でもいいので一度、動物病院に連絡をして相談してください。

猫風邪だけじゃない!熱が出る猫の病気

「発熱」と聞くと多くの人が感染症の1つである「風邪」を思い浮かべるのどはないでしょうか?

もちろん猫にも一般的に言われる猫風邪(正式には)はあります。

しかし、猫風邪以外にも「発熱」を伴う病気はたくさんあります。

ここからは猫風邪以外の病気を紹介します。

『脳疾患』

→脳の炎症性疾患(リステリア症、狂犬病、オーエスキー病、猫伝染性腹膜炎、トキソプラズマ症、クリプトコッカス症、髄膜炎など)

『呼吸器疾患』

→咽頭炎、気管支炎、肺炎、膿胸、胸膜炎

『消化器疾患』

→急性肝不全、膵炎

『骨関節の異常』

→免疫介在性関節炎

『自己免疫疾患』

→エリテマトーデス、天疱瘡

『中毒性疾患』

→ワルファリン中毒、毒蛇の咬傷

『腫瘍』

→白血病

『その他』

→中耳炎、内耳炎

まとめ

いかがでしたか?

「発熱=猫風邪」と思っていた人には、今回お伝えした病気の多さに驚かれたのではないでしょうか。

しかし、今回こちらで紹介した病気は「発熱症状が考えられる主な病気」の一部でしかありません。

猫によってはこれらの病気以外で発熱してしまうことも十分に考えられます。

そのため、愛猫の発熱に気が付いたのであれば早めに獣医師の診断を受けて、万が一の症状の悪化を防いであげてください。

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