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猫にパンを与えても大丈夫?与える際の注意点

猫の幼少期の環境によっては食パンなどのパンを食べたがる猫もいます。主に野良猫から保護して家猫になった猫に多く見られますが、パンが好きな猫もいます。しかし猫は元々肉食です。猫にパンを与えてしまっても問題ないのか、気になるところではあります。

私たち人にとってパンは、朝食には必ず食べる家庭も多いほどメジャーな食材でもあります。一度パンを好きになってしまった猫にとっては、毎食パンを横目に食べることができないのはストレスにもなりかねません。しかし猫の健康が第一です。本当に猫に与えてしまっても大丈夫なのか、与えられるとしたらどのようなことに注意しなければならないのか、解説していきます。

猫にパンを与えても大丈夫?

猫は元々、雑食ではない正真正銘の肉食動物です。ですので、炭水化物を人ほど必要としない動物です。そのため、パンは積極的に与えるような食べ物ではないと言えます。健康的な猫であれば、おやつとして指先程度の大きさを与える分には問題ないでしょう。

与えてはいけないわけではありませんが、市販のパンには有害作用を引き起こしてしまうナッツ類やレーズンなどが入っていたりもするので、もし与えるとしたら何も入っていないプレーンなパンをあげるようにしましょう。

猫に必要な塩分の量から考える

猫が1日の食事で必要な塩分量はナトリウムで0.5~0.7g、食塩相当で1.3~1.8g程と言われています。ものにもよりますが、食パン1枚(6枚切り)にさえ1gの食塩が含まれています。よほどのパン好きな猫でなければ食パン1枚を完食することはないとは思いますが、塩分量を注意することも大切です。猫にパンをあげる際は指先程度と認識しておきましょう。

猫に必要な炭水化物の量から考える

猫のごはんはドライキャットフードを与えている家庭が多いと思いますが、その量は年齢や体重を考慮して量を決めていることと思います。ドライキャットフードの袋には与える適切量を体重基準で表記されている商品が多くあります。

一般的な猫の平均体重は4㎏ほどで、4㎏の体重の場合は1日60g程の量を与えるように平均としてキャットフードの袋に記載されています。50gのキャットフードのカロリーは約180kcalです。180kcal中、炭水化物は約15g程しか含まれていませんが、先ほども例に挙げた食パン一切れに含まれている炭水化物の量は約30gもあります。なんと食パン一切れの半分で1日分に匹敵する炭水化物量があるのです。

猫用のパン

指先程度しか猫にはパンを与えることができないとなると、もっと欲しがる場合もあるでしょう。そんな猫たちにおすすめなのが「猫用のパン」です。猫の為に減塩されて作られているので普通のパンを与えるよりもより安全に猫にパンを与えることができるのです。

猫用のパンがあるからと言って猫に主食のようにパンを与えてはいけません。あくまで指先程度の延長のものです。肉食の猫でも食べれるように調整されているものですが、炭水化物を多く含んでいることは間違いないので、あくまでもおやつとして、アレルギーには充分に注意して与えるようにしましょう。

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