猫の好物と言えば魚を挙げる人が多いかと思いますが、魚ならなんでも食べて大丈夫と思っていませんか?
特に今のような冬は寒ブリをご自宅で召し上がる方は多いのではないでしょうか?
おいしい寒ブリを愛猫におすそ分けしたくなる気持ちは筆者も分かっております。しかし、猫に寒ブリは食べさせても良いのでしょうか?
猫にブリを食べさせるのは大丈夫?
結論から言えば、ブリは猫に与えても大丈夫です!
ブリは良質な油(DHAなどの不飽和脂肪酸)を含みますので、身体にも良い影響を与えることもあります。
ブリを猫に与える時には、いくつか注意点もあるのでそちらも併せて解説していきます。
ブリを与える時の注意点
ブリを食べさせる時の注意点は2つあります。
- アニサキス中毒
- ヒスタミン中毒
順番に解説します。
アニサキス中毒
お刺身のブリを食べてしまった時に、可能性として、アニサキス(寄生虫)を一緒に食べてしまう可能性もあります。これは正直人でも可能性があるのでリスクは承知のうえですが、猫も同じリスクがあります。
摂取した場合は、激しい腹痛や嘔吐が猫でも生じます。
ヒスタミン中毒
これはやや古くなってしまったブリに多いのですが、毒性を持つヒスタミンがブリに含まれていることがあります。加熱してもヒスタミンはなくならないので、出来るだけ新鮮な状態のブリを与えるようにしましょう。
ブリを食べたあとはよく観察
ブリを猫に与えるときは、食後の経過を見て体調を崩さないか観察しましょう。アニサキスの潜伏期間は10時間です。それ以上たっても問題なければ、大丈夫といえるでしょう。
まとめ
ブリは猫に食べさせても問題はありませんが、アニサキスなどのリスクがあることは理解しておきましょう。