「子猫が、トイレ以外の場所で排せつしてしまう」とお悩みではありませんか?
この記事では、子猫が正しくトイレをしてくれない原因と対処法について解説していきます。
子猫がトイレを失敗する理由と対処法
トイレが汚れている
子猫は、汚れたトイレが嫌いです。
汚いと、トイレ以外で粗相してしまうことがあります。
掃除をこまめにして、清潔を保ちましょう。
子猫が排せつをするたびに、汚れた部分だけ片付けて砂を足していくのが理想的です。
週に1回は砂全部を取り換えて、月に1回はトイレ容器を丸洗いします。
こまめな掃除が難しい場合には、1個多めのトイレを用意するといいでしょう。
トイレの砂が気に入らない
子猫は砂が好みではないと、トイレで排せつをしてくれないことがあります。
粒の大きさ、におい、素材、感触など、こだわりポイントは子猫ごとに違います。
お気に入りの砂を、見つけてあげましょう。
種類が違う砂を入れたトイレを並べてみて、よく使うものを見極めてあげるのも一つの手です。
トイレのサイズ、好みが合っていない
容器の大きさが合っていなかったり、好みのタイプではなかったりする時に、子猫はトイレ以外の場所で排せつしてしまうことがあります。
子猫が好きなトイレを用意してあげましょう。
下記の項目を参考に、容器選びをしてみてください。
・子猫が、容器内で自由に方向転換できる大きさ
・子猫が、砂かきを充分にできる量の砂が入る深さ
・子猫がまたぎやすい、ふちの高さ
・屋根付きではなく、オープンタイプのトイレ容器。
子猫が周囲を見渡せるので、安心して排せつできる。
また、飼い主も排せつがあったことに気づきやすい、というメリットもある。
トイレの場所が気に入らない
子猫はトイレが静かなところにないと、別の場所で排せつしてしまうことがあります。
玄関やリビングの出入り口といった、人通りのある落ち着かない場所ではなく、部屋の隅などの安心できるところに置くことが望ましいです。
洗面所も通気性が良いので、おすすめになります。
ただし、洗濯機がある場合は騒がしく、落ち着いてトイレができないので要注意です。
それから、食事スペースとトイレの場所が近いと、子猫はそこで排せつしないことがあります。
衛生面からも望ましくないので、離して配置しましょう。
過去にトイレ中に怖いことがあった
子猫がトイレ中に雷が鳴ったり、大きな物音がしたりして恐怖を感じると、以降その場所で排せつできなくなることがあります。
トイレの場所や容器、砂を変えてみるなどして、一新してあげると正しく排せつできるようになるかもしれません。
病気
子猫好みにトイレ環境を整えても改善せず、原因が分からない時は獣医さんに相談しましょう。
例えば、病気で排せつ時に痛みを感じる場合は、トイレ以外の場所で粗相することがあります。
以上、子猫がトイレを失敗する理由と対処法を確認してきました。
いたずらで粗相するのではなく、それなりの原因があります。
子猫の特徴を知って、原因を取り除いてあげましょう。