ネットでなんでも注文できる現代社会において、ダンボールはとても身近な存在になったと言えるでしょう。しかしダンボールのゴミ出しは頻度がそこまで高くない地域も少なくないことでしょう。そんなゴミ出しが大変なダンボールを猫が喜ぶようなものに有効活用して、猫が使い古してくれたら燃やせるごみとして出して「一石二鳥リサイクル」してみてはどうでしょうか。
飼い主さんにとってはゴミ出しが少し面倒くさいと感じてしまうダンボールですが、うまく活用することで猫のとっておきの空間・遊び道具に変わるかもしれません。
猫にとって魅力的なダンボールハウスとは
ダンボールを使って猫に有効活用してもらうグッズとして、ダンボールハウスを作るのもおすすめです。猫にとっては隠れ家が増えたような遊び場所が増えたようなものですから、遊んでくれること間違いなしです。猫は狭いところが好きなので、隠れられるダンボールハウスは猫にとって魅力的なものになるかもしれません。ダンボールハウスを作るには大きめのダンボールが必要にもなってくるので溜まりやすいダンボールゴミをより多く使えることにもなるメリットがあります。
ボックス型ダンボールハウス
ダンボールハウスを作る際は、どんなハウスを作りたいのかを先に考えておく必要があります。小さいころに作るような人用の秘密基地みたいなダンボールハウスでは容易く猫に壊されてしまいかねません。比較的頑丈で他の遊び用具にも併用して遊んでもらうためにもテーマ決めは肝心となってきます。
市販のキャットハウスでもあるようなものをダンボールでも作れるものがあります。その中でも「ボックス型」は自作も比較的簡単で何個作っても猫にとっては遊び場が増える最大のメリットもあり、見栄えもごちゃごちゃしにくいのでおすすめです。穴をあけてダンボール間を移動できるようにしたり、横に繋げてトンネルのように配置したり、アイデア次第で遊び場を自由に構築することができます。
タワー型ダンボールハウス
キャットタワーというものがあるように、ダンボールで少しでも高めのハウスを作ることができないかを考える方も少なくありません。タワー型のキャットハウスも市販されています。2個以上のダンボールを縦に接続してキャットタワーのようにするタワー型のハウスですが、自作する場合は強度を重視しなければなりません。下段のダンボールは頑丈目のもので、下段と上段の間を猫が乗れるほどに補強しなければ猫が2段目以上に乗ることはできないでしょう。あまり高くすると不安定になりやすいので、ぐらつかないほどの高さで留めましょう。
デザイン重視型ダンボールハウス
なんだかんだ言ってもダンボールなので消耗品であることに違いはありません。どうせ作るのでしたらデザインを重視してインテリアとしてダンボールハウスを取り入れても良いでしょう。デザインを重視したダンボールハウスも市販されています。自作する際は自分のしたいように作ることができますが、設計図を作る必要が出てきたり何かと手間はかかってきます。手間はかかりますが出来上がって猫が使っている様子はすごく魅力的なものとなることでしょう。