サバンナキャットについて
サバンナキャットとは、アフリカに住む大型のネコ科であるサーバルキャットとイエネコ(エジプシャンマウやベンガル、オシキャットなど)
を交配させたミックスの第一代目(F1と呼ばれる)を指します。
サーバルキャットとF1以降のサバンナキャットの交配で産まれたサーバルキャットの血の濃いサバンナキャット(F1)のことをハイブリッドなどと呼ぶことがあります。
野生のサーバルキャットがイエネコやサバンナキャットと自然に交配することはまずあり得ないので、サバンナキャットはつまり、全てブリードされた種であるといえます。2種の異種間交配ですので、その定義は亜種、雑種、イエネコなど様々に言われます。
なぜこのような交配がされるかというと、輸出入の許可や危険動物飼育許可申請などの際における申請側に都合が良いからです。(サーバルキャットの亜種はワシントン条約関係の輸出入の許可や危険動物飼育許可が必要だが、家猫や雑種扱いならば必要ないなど)
しかしながらサバンナキャットは交配1世代目だけあって、サーバルキャットの外見の特徴を色濃く残しています。大型でワイルドな野性味あふれる見た目なので、一般的にイエネコと分類するのは無理があるように思われます。
そんな訳で野性味あふれる猫を飼いたい方にはサバンナキャットは現実的な選択肢となるわけです。