とても野性的な風貌のこの猫は、ベンガルのようにヤマネコとの掛け合わせで
生まれた猫ではありません。ワイルドではありますが、1964年にアビシニアンとシャムの交配によって生まれた猫が第一号です。
一代目の子猫はアビシニアン似でしたが、二代目に斑点模様の子が生まれ
その子がオシキャットの先祖になります。「オセロット」(山猫の意味)と「アクシキャット」(交配の繰り返しで生まれた猫の意味)とを合わせて、オシキャットという名称になりました。
スリムな体にスポット模様のある野性的な外見をしています。オスの猫ですと、4~5キロと大きくなり、尾は細長く骨格や筋肉もバランスよく、均整のとれた体つきをしています。
被毛はとても柔らかく光沢があり、チョコレート、シナモン、ブルー、ラベンダーなど12色の色が公認されています。
野性的な外見と異なり、人懐こく甘えん坊で性格は犬のようにとても外交的です。殆どの猫が、投げたものを取ってくるなどの遊びを覚え、綱をつけての散歩もできます。