猫が水を嫌がってシャンプーが大変…。そんなときはドライシャンプーを試してみましょう。ドライシャンプーとは水を使用しないすすぎが不要なシャンプーです。この記事ではそんなドライシャンプーの魅力や使い方、ドライシャンプーの種類と選び方を解説します。
猫のドライシャンプーの魅力
水を使用しないことが大きな特徴のドライシャンプー。水を使わないのでお風呂嫌いな猫でも抵抗感が少なくシャンプーすることができ、長時間のお風呂に比べ猫のストレスを軽減することができます。また、ドライシャンプーはお風呂に入れてシャンプーするより体の負担も少ないことから子猫やシニア猫にもおすすめです。
舐めても大丈夫なので安全
ほとんどのドライシャンプー用の商品は、食品にも使用されることが認められている成分や天然由来の成分など、猫が舐めても問題ない成分で作られているので安心して使うことができます。
こんな時にも便利
お風呂が苦手でない猫でも、病気や怪我をしていてお風呂に入りにくい場合や、お風呂に入れる飼い主が怪我をしている場合、また秋冬などの肌寒い日でも、ドライシャンプーの場合、体を乾かす必要がないので使いやすいですね。
猫のドライシャンプーのやり方
猫のドライシャンプーはとてもシンプルで簡単です。後述するドライシャンプーのタイプにもよりますが、基本的にドライシャンプーを猫の体に直接またはタオルなどに一度出して、マッサージをするように体を拭いてあげます。体に拭きかけてからブラッシングするだけで完了するドライシャンプーもあります。
猫のドライシャンプー4つのタイプと選び方
猫のドライシャンプーには大きく分けて4つのタイプに分けられます。それぞれに適した使い方があるので、用途に合わせて選びましょう。
泡状タイプ
泡タイプのドライシャンプーは4つのタイプの中で最も通常のシャンプーに近いシャンプーです。タオルなどで拭きとるだけできれいにすることができます。しっかりと汚れやニオイを洗いたい時におすすめです。
液体タイプ
気になる部分にだけ直接スプレーすることが可能な液体タイプ。吹きかけてさっと拭きとるだけ、またがブラッシングするだけなので、手早くきれいにお手入れすることができます。液体なので水分が垂れないように注意しましょう。
パウダータイプ
水に濡れるのが苦手で液体タイプでも嫌がる猫におすすめなのがパウダータイプです。ニオイや汚れが気になる部分にパウダーを振りかけてブラッシングすれば完了です。ただし、粉状なので周囲にこぼれないよう注意が必要です。
シートタイプ
ウェットティッシュのような使い捨てのシートで拭きとるだけなので、とても手軽にきれいにすることができます。さっと拭いて捨てるだけなのでちょっとした汚れにもすぐ使える利便性の高いタイプです。
猫のドライシャンプーの注意点
とても便利な猫のドライシャンプーですがシャンプーの香りには注意しましょう。商品によっては香りで消臭するものや香料が強すぎるものもあります。強すぎる香りは、人よりも嗅覚の鋭い猫にとってストレスの原因となる可能性もあるので充分に考慮して選びましょう。
水が苦手な猫もドライシャンプーで気持ちよく生活を
猫と一緒に暮らしているとやはり汚れやニオイは気になるものですし、猫自身の健康にも影響してしまいます。基本的に猫は水嫌いなのでシャンプーにも負担やストレスがかかるばかりでなく、飼い主も爪で引っ掻かれてしまったりと苦労が絶えません。そんなときはドライシャンプーを活用して、猫も飼い主もストレスなく、きれいさっぱり気持ち良く生活しましょう。