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病気

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猫のワクチンってどんなもの?種類と選び方を解説します!

突然ですが、最後にワクチンを打ったのはいつですか?

最近ではコロナの影響もあり、久しぶりにワクチンを打ったという方も多いのではないでしょうか。

また、イベントなど人が一定数集まる場所では「ワクチン証明書」を求めらることも増えると考えられています。

そんなワクチンですが、実は猫にも猫のためのワクチンがいくつか開発されています。

この記事では猫のワクチンの種類や選び方についてわかりやすく解説します。

猫のワクチンって何?どんなものがあるの?

まず最初に「ワクチン」について簡単に説明します。

ワクチンとは感染症を予防するために病原体(細菌やウイルス)の毒性をなくしたり、毒性を弱めたりした液体のことです。

この液体を体内に入れることによって体の免疫システムに病気を覚えさせます。

そして、その病気にかかりそうになった時に免疫システムはワクチンの情報を基に的確な対応を行いやすくするためのものです。

そして猫のワクチンは「混合ワクチン」が一般的です。

混合ワクチンとは1つのワクチンの中に猫が感染しやすい複数の感染症の情報が入っているものです。

入っている病気の種類や数によってワクチンの種類が変わってきます。

ここからは猫のワクチンの種類について解説します。

猫3種混合ワクチン

猫3種混合ワクチンで予防できる感染症は以下の3つです。

・猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス)

・猫カリシウイルス感染症(1種類)

・猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症/猫伝染性腸炎)

3種混合ワクチンは猫のワクチンの中で最も一般的なものです。

また、コアワクチンと呼ばれ、室内外であっても接種が推奨されています。

これから紹介するワクチンは猫3種混合ワクチンをベースにして予防できる感染症が増えていきます。

上の点を踏まえてご覧ください。

猫4種混合ワクチン

・3種+猫白血病ウイルス感染症

猫5種混合ワクチン

・4種+クラミジア感染症

猫7種混合ワクチン

・5種+猫カリシウイルス(2種類)

猫カリシウイルス感染症には、多くの型があります。

3種と4種混合ワクチンでは1種類の猫カリシウイルスを、そして7種混合ワクチンでは、3種類の猫カリシウイルスを予防できます。

猫のワクチンの選び方は?ライフスタイル別に紹介!

愛猫にワクチンを打とうと思った時に、どのワクチンが自分の愛猫に最適なのか迷ってしまう飼い主さんは大勢います。

ここからは猫のライフスタイル別にオススメのワクチンを紹介します。

完全室内飼い

完全室内飼いの場合、ワクチンは猫3種混合ワクチンで十分です。

しかし、以下の場合は完全室内飼いでも猫3種混合ワクチンでは不十分な場合があるので注意が必要です。

・多頭飼育数が多い

・猫白血病ウイルス陽性の猫と同居している

猫3種混合ワクチンには猫白血病ウイルスは入っていないので、同居猫がウイルス陽性の場合は4種、5種ワクチンの接種はメリットがあると言えます。

しかし、すでに猫白血病ウイルスに感染している場合には、ワクチンは意味がありません。そのために4種、5種ワクチンを初めて接種する前には必ずウイルス検査を行いましょう。

外出自由

外出自由な猫の場合は5種が良いでしょう。

お外に行くということはそれだけ他の外猫や生き物と触れ合う機会も多く、感染症のリスクも高まります。

猫白血病やクラミジア感染症などは感染している他の猫との接触で感染が起こるため、猫3種混合ワクチンでは予防ができません。

まとめ

いかがでしたか?

ワクチンは感染症対策に有効な1つの手札であると同時に、様々なペットのサービスを利用するうえでの重要なパスポートになります。

多くのペットホテルやトリミングサロンではお預かりする前にワクチン接種の有無を確認されます。

もし打っていなかったり接種時期が切れていたりするとサービスを利用できなかったり、ワクチンを打って抗体ができるまでの約2週間はお預かり不可となる場合が大半です。

飼い主さんによっては急な法要のため実家に戻らなければならなくなったが、ワクチン接種を忘れていたためペットホテルの利用ができずに困ってしまったという声もあります。

いざという時に慌てないで済むように毎年のワクチン接種を心掛けていきましょう。

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