大切な猫が痩せていくのは、非常に不安ですよね。
特に不安なのは、食欲があるのに痩せる場合ではないでしょうか? 痩せるには、当然なにかしらの理由があります。
ここでは、猫が痩せる原因と対策法についてご説明しましょう。
猫が痩せる原因と対策法とは?
猫が痩せる原因の一つとして挙げられるのが、食欲がないケースと食欲があるケースです。食欲がなくて痩せるのは分かりますが、食欲があるのに痩せる場合は非常に不安ですよね。
それでは、この2種類の原因と対策法についてご説明いたします。
食欲がなくて痩せる原因と対策
食欲がなくて痩せる原因の一つとして考えられるのが、口内炎などの口内状況が悪化していることです。
痛みのせいで食欲がなくなり、摂取エネルギーが落ちていくので、次第に痩せていきます。
口内炎ができた時の対策は、これ以上痩せるのを防ぐためにも動物病院を受診することです。口内炎の原因にそった治療をしてくれるでしょう。
他にも、ウイルス性の疾患が隠れている場合も多いです。
元気がない時点で、普通ではないので動物病院に行くのがまずは安牌といえるでしょう。
食欲があるのに痩せる原因と対策
甲状腺機能亢進症
食欲があるのに痩せる場合に、多い原因として「甲状腺機能亢進症」があります。
これは、高齢の猫ちゃんに多い疾患です。一見元気なのに、どんどん痩せてくることが多いです。割合としては、猫の3-4%がこの疾患に罹患すると言われています。
多飲多尿や、興奮しやすい。などの症状も現れます。
腎不全
これも、高齢の猫ちゃんに多い疾患です。
高齢の猫は非常に腎臓が悪くなりやすく、得に慢性腎不全は、ほとんどの猫の死因になっていると言われています。
症状としては、これもまた多飲多尿などが見られます。
まとめ
猫が痩せる原因は多くありますが、食欲がない場合は口内炎などの口内状態の悪化が、疑われます。
逆に食欲があって痩せる場合でも、二つの疾患にかかっている可能性もあることが分かったでしょうか?食欲の他に、尿にも症状が出ることが多いので、合わせて確認してみましょう。