短毛で綺麗な毛並みが特徴のベンガルですが、耳掃除や爪切りといった身の周りのお手入れはどれくらいの頻度で行うのが正しいのでしょうか。
お手入れをどのように行い、頻度はどれくらいなのか、詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。
ベンガルのお手入れ方法
猫は自由な性格をしているため、耳や爪のお手入れには一苦労している飼い主の方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、お手入れの方法や頻度について解説していくので、参考にしてみてください。
1.耳汚れは気付いた時に拭いてあげる
ベンガルの耳は立っているため、風通しもよく汚れることはほとんどありません。そのため、耳汚れについてはスキンシップの時に耳をチェックして、汚れていると感じた時で大丈夫です。
そこまで汚れてもいないのに、何度も耳掃除をしてしまうと、反対に皮膚疾患が発症してしまう恐れがあるので、汚れが発生した時だけにしておきましょう。
耳のお手入れについては、イヤーローションをコットンに含ませて綺麗に汚れを拭き取ってあげるようにしてください。
いきなり耳汚れを取るために耳を触ると、飼い猫が驚いてしまう恐れがあるので、子猫の時期に耳に触れて慣れさせるようにしておきましょう。
2.定期的に爪切りを行う
猫のほとんどは、爪切りを行う時に暴れて手がつけられないことが多いと言われています。特にベンガルの場合は活発であることから、じっとすることが難しいかもしれません。
そのため、寝ている隙をみて、爪切りを行うのが最も簡単な方法といえるでしょう。
また子猫の時に爪に触れておくと、爪切りに慣れる猫になることもあるので、飼い猫が小さいのであれば実践してみてください。
ベンガルは活発であることから多頭飼いの場合は、喧嘩やじゃれ噛みが多いのが特徴です。そんな時に、爪が長く成長していると、他の猫に傷を負わせてしまう恐れがあります。
しっかり定期的に爪切りを行い、怪我の原因を予防しておくことが大切です。
3.歯磨きは毎日行う
爪切り同様に、歯磨きを嫌がる猫も多いと言われています。そのため、子猫の時に口や歯に触れておき、歯磨きに慣れる猫にしつけをしておくのもいいかもしれません。
歯磨きは基本的に毎日行うことで、歯周病の発生を防ぐことができます。特におやつを与えている家庭では、歯周病にかかりやすい傾向にあるので、歯磨きは怠らないようにしましょう。
中には、歯磨き効果のあるおやつもあるので、歯磨きを嫌がる場合は、歯磨き効果のあるおやつを与えてみるのもおすすめです。
まとめ
猫にとって敏感な場所である爪や耳、口の中というのは、お手入れするのが大変で、毎回苦労が伴うでしょう。しかし、猫の健康を考えると、しっかりお手入れする方が病気にかかる心配もなく、長生きする秘訣です。
お手入れをするのは大変ですが、挫けずに綺麗にしてあげるように心がけてください。
長毛のスコティッシュフォールド、ロワくんと生活しています。猫の生態や特徴ついて、たくさんの人に知ってもらいたく記事作成を行っているので参考にしてみてください。