ベンガルは筋肉質であるため、平均体重がオスで5~8kg、メスで3~5kgと言われています。猫の品種の中でも重い方ですが、食事を与えすぎると平均体重よりも重くなり、肥満体型になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
特に去勢や避妊手術をした猫は、消費カロリーが減るため、太りやすくなってしまうこともあります。
今回は、そんなベンガルの体型を維持するために必要な肥満にならない方法を解説していくので、参考にしてみてください
ベンガルの体型を維持させる方法
運動量が多いベンガルは、比較的肥満になりにくい品種ではありますが、飼い主が油断してしまうと、太ってしまう恐れがあるため、体型維持には十分注意する必要があります。
どのような方法であれば、猫の体型を維持することができるのか、詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。
1.フードの適正量を与える
よく運動するベンガルであれば、高たんぱくのフードを与えてあげることが大切です。またエネルギーを消費させるためにも、適度な脂質も必要ですが、多すぎると肥満の原因になってしまうことがあるので、フードは適正な分だけ与えるようにしましょう。
特に子猫期用と成猫期用のフードでは、カロリーが違ってくるので、成猫になったら比較的低カロリーのフードを選んで与えるようにしてください。
運動量が多いため、食欲も旺盛であることが考えられるベンガルは、欲しがるままにフードやおやつをあげると、徐々に肥満になっていく可能性があるので、与える量はしっかり調整してあげることが大切です。
2.日頃から運動をさせる
猫の体型を維持するために、一番いい方法としては運動させてあげることです。走り回れる十分なスペースを確保して、運動量の多いベンガルを満足させてあげることが肥満にならないコツといえます。
またキャットタワーを設置すると上下運動ができるので、猫にとっては運動不足を解消するためにはおすすめです。
猫にとって運動する機会を作ってあげるためにも、飼い主がおもちゃを使って一緒に遊んであげるとコミュニケーションを兼ねることもできるので、積極的に遊んであげましょう。
適正体重を理解して肥満度をチェック
猫は1歳になった時の体重が適正体重と言われていて、そこから20%を超えた場合には肥満扱いとなります。1歳の時の体重が5kgであれば5kg×20%なので、6kgもあれば肥満として認識されるので、適正体重は超えないように意識してあげましょう。
まとめ
運動が大好きで活発なベンガルは、毎日運動をしていれば肥満になることは少ないでしょう。しかし、飼い主が一緒に遊ばないと、元気がなくなって運動をしなくなる可能性もあります。
フードの適正量や運動を行わせて、肥満にならないように意識していきましょう。
長毛のスコティッシュフォールド、ロワくんと生活しています。猫の生態や特徴ついて、たくさんの人に知ってもらいたく記事作成を行っているので参考にしてみてください。