皆さんは、生後まもない子猫を育てたことはありますか?
まだ目も開いていない、数百グラムの小さな体でよちよち歩いている姿は本当に天使ですよね!
ただし、人間の赤ちゃんと同じで、その小さな体はとても弱く、まだ自分で排泄をしたりご飯を食べたりすることもできません。
本来であれば、お母さん猫に育ててもらわなければいけないその年齢の子猫を人の手で育てるとしたら、何を食べさせてあげたらいいのでしょうか?
ここでは、生後まもない子猫へのミルクの飲ませ方と、離乳食への切りかえのタイミングについてご説明します。
子猫はいつからいつまでミルクなの?
子猫の成長にそって順番に、ミルクの飲ませ方と離乳食への切りかえ方をご説明します。
生まれてすぐから生後2週間
生まれてすぐ、育児放棄されてしまった子猫や、お母さん猫がミルクを出せなかった場合、すぐに人の手でミルクを飲ませてあげなければいけません。
子猫用のミルクをぬるま湯で溶かして、3時間おきに5~10mLほど、注射器を使って飲ませてあげましょう。
注射器は動物病院でゆずってもらうか、百円ショップなどでも手に入ります。
この時期は本当に大変です。夜も3時間おきに授乳をしないといけません。がんばりましょう。
生後2週間から3週間
子猫が順調に成長していれば、だんだんとミルクを飲むのが上手になってくるはずです。
子猫用のミルクをぬるま湯で溶かして、4~5時間おきに10~20mL、注射器や哺乳瓶を使って飲ませてあげましょう。
この頃には子猫のお口も大きくなってきますので、哺乳瓶を使いはじめることができます。
生後3週間以降
早い子だと生後3週間あたりで、乳歯が生えそろいます。
このあたりからペーストの缶詰などをはじめてみましょう。
目安は、カレースプーン1杯分を1日4~5回くらいです。
自分からペロペロ食べ始めてくれるのであれば、ミルクはおしまいにして大丈夫です。
もし食べ方が分からなかったり、嫌がって食べないようであれば、食べられるようになるまでミルクを続けてあげてください。
あせらず、ペーストご飯に切りかえていきましょう。
まとめ
赤ちゃん子猫は本当に手がかかります。人間の赤ちゃんと同じですね。
その子にはその子のペースがありますので、ミルクをうまく飲めなかったり、ペーストご飯を食べてくれなかったり、いろんな壁にぶつかることもあると思います。
大変な授乳生活ですが、これを乗り越えると、かわいい子猫はより一層かわいく、大切な存在になるのです。
以上、子猫の離乳食切りかえのタイミングについてでした!こんな場合は?という質問や、知っていたよ!というコメントなどお待ちしております!