猫の成長期は1歳になるころまで続きます。
特に、生後6か月まではすごいスピードですくすく成長します。
つまり、0歳の子猫、特に生後半年未満の子猫はとにかくよく食べるのです!
例外はあれど、成長期が終わってある程度食欲も落ち着きます。
食欲旺盛な0歳の子猫が、ある日ご飯を食べなくなったら、どれくらい様子を見ていれば良いのでしょうか?
何日ご飯を食べなくても大丈夫なのか心配ですよね。
今回は、「ご飯を食べない子猫」についての、そんなお悩みを解決していきたいと思います。
子猫が餌を食べなくなって、何日までなら大丈夫?
結論からお話しますと、本来食欲旺盛な子猫がご飯を食べなくなって1日以上経過したら間違いなく異常です。
子猫は大人の猫と比べて免疫力が弱く体力も少ないため、栄養失調や脱水は命に関わります。
特に、生後2か月未満の、まだミルクや離乳食を食べている新生児であればより緊急です。
「あれ、うちの子昨日からご飯食べてないな?」と思ったら、迷わず動物病院に連れて行ってあげてください。
では、子猫がご飯を食べない理由には、どういったものがあるのでしょうか?
今回は、子猫がご飯を食べる理由と、対処法をいくつかご紹介したいと思います!
何かの病気になっている
猫風邪、パルボウイルス感染症、回虫感染症、猫伝染性腹膜炎、細菌性腸炎、先天性の心臓や肝臓の病気などが多いです。
免疫力の弱い子猫は、成猫であればたいしたことない病気でも、食欲不振になってしまうことがあります。
ストレス
一口に「ストレス」と言っても、様々な理由が考えられます。
例えば、飼育開始から1ヶ月たっていない子ならまだ新しい環境に慣れていなかったり、他にも犬や猫、または人間の赤ちゃんがいる場合は、ストレスを強く感じてしまう子もいます。
細かいですが、ご飯のお皿が変わったとか、トイレの砂が変わったとか、そういうことまで気になっちゃう繊細さんも少なくありません。
好き嫌いや、ご飯が合っていない
生後1~2か月くらいの、缶詰(離乳食)からだんだんとカリカリご飯にシフトしていく時期では、歯の成長が遅い子だったり、噛む力が弱い子だったりすると、カリカリが砕けなくて食べなくなることがあります。
もっと大きくなってから、もう充分噛む力があり、立派な歯を持っている子でも、やはり好き嫌いは出てきますので、ご飯を変えたタイミングで食べてくれなくなることがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ただの好き嫌いだったとしても、子猫の食欲不振は命に関わるということを、覚えておいてください。
子猫ご飯食べないは、子猫の便の状態、元気などの確認が必要。
エサを変えたりして、今まで食べていた物に戻しても食べなければ、様子見にしないですぐに動物病院に連れて行ってあげてください。
以上、「ご飯を食べない子猫」についてでした。
コメントや、ご質問、お待ちしております。