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クレストノート

猫コラム

猫の妊娠期間はいつまで?出産までに飼い主が行うことは?

愛猫と暮らしていく中でふと、「この子の子供にあってみたい」と思った飼い主さんも多いのではないでしょうか?

ただでさえ子猫は愛らしいのに、それが自分の愛猫の子供なら愛しさはひとしおでしょう。

しかし、そう考えてみても猫の出産というものは簡単なものではありません。

出産時の急変や、生まれた子猫の身の振り方、予定より多く子供が生まれてしまった時の責任など考えなければいけないことは山ほどあります。

この記事では、リスクと責任を理解したうえで「愛猫に子供を産ませる」と決意した人に向けて、猫の妊娠期間中に飼い主がすべきことについて解説します。

猫の妊娠期間はいつまで?

猫の妊娠期間(交尾から出産までの期間)は59~65日くらいが多いとされています。

だだし、お腹の中にいる赤ちゃんが多いとこれより長くなる傾向があるので、実際の日数は57~67日くらいの範囲で想定しておくとよいです。

いつまでになにをする?猫の妊娠期間中に飼い主がすべきこと

愛猫の出産を安全に行うためには飼い主のサポートが欠かせません。

ここからは猫の妊娠期間中に飼い主がすべきことを4つにまとめて解説します。

食事

妊娠前半の一ヶ月はあまり必要とする栄養量は増えないので普段通りの食事を与えます。

妊娠後半、特に出産前の1~2週間は非常に食欲が旺盛になるのでそれに合わせて食事量を増やしていきます。

必要な栄養量は赤ちゃんの数によって変わってきますが、出産直前には普段の2倍くらいになります。

そのため、妊娠後半には妊娠授乳期用の高カロリー食を与えてもよいです。

日常生活・運動

運動量は妊娠前と同じ程度必要ですが、無理に激しい運動をさせるのはやめましょう。

ストレスをかけることも極力避けたいためできるだけ控えた方がいいです。

例えば来客などがストレスになる場合は控えてもらうようにしましょう。

そして何より大切なのは飼い主のスケジュール調整です。

出産予定日には約10日ほどの幅があるため、その範囲でいつ出産があってもよいようにしておかなければなりません。

検診

妊娠中に数回、動物病院で検診を受けましょう。

検診を受けることで、赤ちゃんの数や状態、母猫の体重の増加の程度をはじめ全体の健康状態をチェックします。

またこの検診の際に出産時の指導や、緊急時の対処法などをよく相談しておく必要があります。

出産前の準備

母猫が落ち着いて出産できる環境を整え、産床を用意しておきます。

産床は少なくとも出産予定日の2週間前には用意して、母猫が産床に慣れる時間を十分に与えましょう。

産床は母猫がいつもいる部屋の一角に用意し、その部屋への出入りは最小限にします。

その部屋へ入る場合は静かにしていましょう。

また、母猫が長毛種の場合は陰部周辺の毛を刈って、出産の際にでる羊水、悪露、血液などで汚れたときに自らのグルーミングで清潔を保ちやすくなります。

そして、乳房周囲の毛を刈っておくと子猫が乳首を見つけやすく、乳腺炎などの異常も発見しやすくなります。

出産前に準備すべきもの

ここからは出産前に準備すべきものを改めてまとめましたので参考にしてみてください。

・産床およびバスタオル、ペットシーツなどの替え

新生子の処置を親がしない場合に備えて

・へその緒を縛る糸

・へその緒を切るハサミ

・産湯のための洗面器

・タオル

・ガーゼ

・いざという時のための動物病院

まとめ

愛猫の出産は飼い主にとって、とても喜ばしいことです。

しかし同時に、出産は愛猫の命を懸けて行われるものであるということも理解していなければなりません。

愛猫の出産のリスクを下げるために大切なのは飼い主の事前準備に懸かっているといっても過言ではないでしょう。

この記事が貴方の愛猫の出産について考えるきっかけになれれば幸いです。

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