猫ちゃんは本能的にひっかくだけではなく、噛みもするもの。特に子猫の時期には歯の生え変わりもあって「噛みつき」に悩まされる飼い主さんも少なくありません。そんな噛み対策に猫用おもちゃは一役買ってくれます。
子猫の噛みつき対策のおもちゃにはどんものがあるの?
猫ちゃんは子猫といえども、噛む力は強力です。歯のかゆみ対策だけでなく、運動や、ストレス発散、飼い主さんとのコミュニケーションツールにもおもちゃは大きな役割を果たしてくれるのがおもちゃですが、特に噛むのに向いているおもちゃの例をいくつかあげてみましょう。
- ぬいぐるみ
定番ですがネズミ型などのぬいぐるみは噛むのにピッタリです。程よい柔らかさもあるので噛みつきやすくて子猫の最初のおもちゃに選ぶ人も多いようです。耐久性などを考えて必ず猫用のものを選んで下さい。
- ボール
こちらもおもちゃとしては定番です。飼い主さんが投げてあげるのも良いですし、猫ちゃんが自分で転がして遊ぶこともできます。ゴム素材や麻素材でできたおもちゃは噛むのにもピッタリです。
- けりぐるみ
こちらは猫ちゃんの習性に合わせて作られたぬいぐるみの進化版のようなもので、噛んでよし、蹴ってよしのおもちゃです。猫ちゃんは習性として捉えた獲物を噛むだけでなく蹴ることもあるのでそのどちらの衝動も満たすことができます。
- 噛むマタタビの木
言わずと知れた猫を惹きつけてやまないマタタビのスティック状のおもちゃです。匂いに引き寄せられ、更に噛むこともできれば夢中になれる猫ちゃんも多いことでしょう。
子猫のおもちゃを選ぶポイント
子猫のおもちゃを選ぶ時についついその見た目などで選んでしまうかも知れませんが、注目して選ぶポイントがあります。それは、サイズ、素材、衛生面、耐久性です。
対象が子猫ちゃんですからもちろんその口にあった大きさでなければ噛むことはできません。ですが、小さすぎても誤飲につながるので危険です。
また素材も噛むのに適しているかどうか確認して下さい。硬すぎても、脆すぎても使えませんし、もちろん安全な素材から作られたものであることも大切です。
口に入れて遊ぶものですから当然衛生面も気になるところです。丸洗いできるかなど清潔に保ちやすいかも選ぶポイントです。
そして耐久性は、噛むおもちゃを選ぶ上でかなり重視したいところです。噛んでいて中の綿が出てきたりすぐに壊れてしまうようなものでは噛み対策にはなりません。
また、デンタルケアといったプラスアルファの効果のあるおもちゃもあるのでそういった点も考慮に入れても良いでしょう。
噛むといった飼い主は困ってしまう行為をおもちゃを取り入れることで軽減し、猫ちゃんも自分もより快適に過ごせるようにしていきましょう。