子猫を飼いはじめると、いろんな問題にぶつかりますよね?
トイレのこと、ケージのこと、おもちゃのこと…。
中でも一番多いのはやっぱり「ご飯のこと」、ではないでしょうか?
ここでは、子猫についての質問で最も多い、「ご飯、どれくらいあげたらいいですか?」にお答えします!
子猫の餌の量の計算方法
キャットフードの袋の裏には、「〇kgの猫は1日〇gをあげて下さい」、といった目安の表が書いてあります。
大手メーカーの子猫用フードであれば、さらに親切です。
例えば、「生後〇か月の体重〇kgの標準体型の猫は1日〇gあげて下さい。太り気味であれば〇g、痩せ気味であれば〇gあげて下さい」、なんて、とっても親切な説明書きが書いてあります。
「うちのいつも買ってるご飯にはそんなこと書いてない…。」
大丈夫です。ご飯のカロリーと猫ちゃんの今の体重さえわかれば、だれでもかんたんに1日に必要なご飯の量が計算できるのです!
計算式
(猫の体重(kg) × 30 + 70) × 2 = 1日に必要なカロリー(kcal)
これが、子猫に必要なカロリーの計算式です!
例えば、生後3ヶ月の体重1kgの子猫であれば、
(1kg × 30 + 70) × 2 = (30 + 70) × 2
= 100 × 2
= 200 kcal
つまり、200kcalが1日の必要カロリーということになります。
では、フードのグラム当たりのカロリーはいくらでしょうか?
例えば、100gあたり400kcalのフードであれば、50gで200kcal。
つまり、1日50gを食べさせたらいいということですね。
ご飯を1日に3回あげている場合は1食約13g、1日2食の場合は1食25g。
これが、正しい子猫の食事給与量ということになります。
子猫じゃなくなったら?
上で説明した計算式は、あくまで子猫の場合の計算方法になります。
成長して成猫になったり、去勢や避妊手術をおえた猫、また、病気や加齢で痩せてしまった猫では、計算式はまた変わってくるのでご注意ください。
毎日体重測って計算しなきゃいけないの?
毎日測る必要はありませんが、子猫のうちは1週間に1回は体重測定をおすすめします。
計算式はあくまで目安で、やんちゃな子だとカロリー消費が激しすぎて適正量のご飯でも足りなかったりしますし、逆に引っ込み思案の大人しい子だと、適正量をあげていたはずがぽっちゃりさんになってしまうこともあります。
体重が適正かどうかは、その子の骨格によっても大きく変わってきます。
できれば、痩せすぎていないか、太りすぎていないか、子猫の間は病気じゃなくとも1ヶ月に1回は動物病院で獣医さんに確認してもらうことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ご飯の量、悩みますよね。
まず自分で計算してみて、心配だったらすぐに近くの動物病院で獣医さんに相談してみましょう。
ペットフード会社の相談窓口も、親切に対応してくれるみたいです。
正しいご飯で、大切な猫ちゃんの健康を管理してあげてくださいね!