子猫を家族に迎えると、その可愛らしさに夢中になってしまいますよね。子猫が無邪気に遊ぶ姿は見ているだけで癒されますが、遊びながら飼い主さんの足にじゃれついて噛んでくることがありませんか?子猫とはいえ噛まれるとやっぱり痛いですし、ちょっと困ってしまうなと思っている人も多いはず。今回は子猫が飼い主さんの足を噛む理由とその対処法について詳しくご紹介します!
子猫が飼い主の足を噛む理由とは?
まずは子猫が足を噛む理由から見ていきましょう。子猫が足を噛んでくる時は、意外とたくさんの理由があるんですよ。
もっと構ってほしい
子猫はとにかく遊んでもらうのが大好きです。相手をしてあげると「もっと遊んで!」と夢中になってしまい、つい飼い主さんの足を噛んでしまうことも珍しくありません。また寝ている飼い主さんを起こしたい時や、仕事や勉強に集中している時に自分の方を見てもらいたい時も足を噛んで気を引こうとすることもあります。
狩りの本能を刺激された
子猫は動くものを獲物として誤解することも多いです。飼い主さんの足を獲物として捉えて思わずカプっと噛みついてしまう子もいます。
機嫌が悪い
機嫌が悪い子猫はストレスから足を噛んでくることも!イライラをどう解消すればいいのかわからず、つい攻撃してしまったというケースもよく見られます。
歯の生え変わり時期
子猫の場合はおよそ生後3か月ほどから乳歯の生え変わりの時期を迎えます。この時期は歯がむずがゆくなり、その違和感から飼い主さんの足や手を噛んでしまうことも多いです。この場合は、完全に永久歯に生え変わると次第に噛む行為も落ち着いてきます。
楽しくて興奮している
遊びに夢中になるあまりに興奮して足を噛む子もいますね。子猫は成猫に比べるとテンションが上がって我を忘れてしまうこともよくあります。
発情期を迎えた
猫は一般的に生後6カ月以降に発情期を迎えます。オス猫の場合は発情期を迎えるとメス猫の首を押さえつける行動を模したように足を噛んでしまう子が出てきます。本能から来る行動ですが、去勢などをしない場合は最初にしっかり躾をすることが大切ですね。
子猫が足を噛むのをやめさせるには?
では子猫が足を噛むのをやめさせるにはどうすればいいのでしょうか?効果的な対処法をチェックしていきましょう。
興奮している時は一度クールダウンさせる
子猫が興奮から飼い主さんの足を噛んでしまう時は、遊びなどを中断させて一度クールダウンさせましょう。「噛むと相手をしてもらえなくなる」と理解させれば噛み癖は次第に落ち着いてくるはずです。
機嫌が悪そうな時は構わない
もし子猫があきらかに機嫌が悪そうな時は、無理に構わない方がいいですね。人間だって「今は放っておいて」「一人にして」というタイミングがあります。子猫も同じです。遊んでいても気分が乗っていないなと感じたら、静かにそっとしておいてあげましょう。
新しいオモチャを与える
子猫の噛み癖を直すには新しいオモチャを与えるのもいい方法です。動くオモチャなら狩りの本能も満たすことができてストレス発散、運動不足解消にもなりますよ。
余裕があるならもう1匹猫を迎える
経済的、時間的に余裕があるならもう1匹子猫を迎えるのもおすすめです。子猫は猫同士で遊ぶことで噛む時の力の加減などを学んでいきます。飼い主さんに依存しすぎている状態も一緒に改善される効果も期待できますよ。
まとめ
以上、今回は子猫が飼い主の足を噛む理由と、その対処法をご紹介しました。子猫の噛み癖は放っておくと飼い主さんや大切な人を傷つけてしまうこともあります。上手に対処して良い関係を築いてくださいね。