「猫がよくコードを噛んでいて困る。」「コードを噛んで猫が感電しないか心配。」という猫の飼い主さんも多いと思います。
我が家の猫も3匹中1匹がコード大好きで困っています。
太いコードは噛まないのですが、携帯の充電ケーブルやイヤホンのコードなど、細いコードが好きで何本噛み切られたか分かりません。
経済的にも痛いですが、猫が感電しないかと心配になります。
この、猫がコードを噛むクセは直すことが出来るのでしょうか?
猫にコードを噛ませない対策方法もあわせて、ご紹介します。
猫がコードをかむクセって治る?
我が家でもコードを噛む猫と噛まない猫がいます。
1匹はコードが大好きで、目を離しているとあっという間に噛み切られてしまいます。しかし、残り2匹は目の前にコードがあっても見向きもしません。
では、なぜコードを噛む猫がいるのでしょうか?
遊んでいる
猫は長い紐状の物が大好きで、じゃれて遊ぶことがあります。
これは、猫の本能である「狩猟本能」の表れです。
スカートの裾やパーカーの紐にじゃれてくるのと同じです。コードも、猫にとってはじゃれて遊ぶ対象です。
特に一人でさみしいときや飼い主の気を引きたいときなどは、コードにじゃれてかんでしまうのです。そしてそのうち、コードを噛むことが楽しくてクセになってしまうのです。
噛み心地が好き
一度興味本位からコードを噛んだときに、コードの噛み心地が気に入る猫もいます。
歯が生え替わる時期の子猫が歯がかゆくて色々なものを甘噛みする時期がありますが、この時期は特に注意が必要です。
はじめはコードにじゃれて遊んでいただけだったけど、次第にエスカレートして噛むようになってしまうことはよくあります。そうなると、感電してしまう可能性もあり非常に危険です。
このような、「楽しい」「噛み心地がいい」などの理由で猫がコードを噛むクセがついてしまったら、改善されることは難しいです。そのため、子猫の時からコードを噛ませないように気をつけないといけません。
猫にコードを噛ませない対策方法
猫に、コードを噛むクセがつくと改善が難しいことが分かりました。
では、猫にコードを噛ませないためには具体的にどうすれば良いのでしょうか?
コードを収納する
一番簡単なのは、使わないコードは収納して猫がじゃれないようにすることです。
タンスの後ろや猫が入れない場所などに収納しましょう。コードを収納できるボックスなども販売されていますので、そういうものを使ってコードを猫の視界に入れないようにしましょう。
コードを隠すことが出来れば、猫がじゃれることも噛むことも出来ないので飼い主さんも安心できます。
コードカバーを使う
コードを隠すことが1番簡単な方法ということが分かっていても、全てのコードは隠せません。
そんなときには、コードに巻き付けて保護するチューブがでコードをカバーしましょう。
百均やホームセンター、家電量販店で販売されています。
色や太さも色々あり、部屋や家具にもあわせることが出来て便利です。
スプレーを使う
隠すこともカバーも出来ない場所のコードは、猫の嫌いな匂いのスプレーをかけるという方法があります。
ただし、このスプレーの効果は個体差が大きく、とても嫌がる猫と気にしない猫がいるので、全く効かない猫もいるのです。
はじめは効果があった猫でも、慣れてしまって効かなくなることがあるので油断せずに見守りながら使ってください。
まとめ
猫がコードを噛むクセについて対策方法とあわせてご紹介しました。
- 楽しい・噛み心地がいいなどの理由で一度クセがついたら改善するのは難しい。
- コードを収納し猫に噛ませないようにする。
- コードカバーやスプレーを使う。
猫にコードを噛ませないための参考にしていただければ幸いです。猫と飼い主さんが安心して生活できますようにご利用ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。