目が合ったと思ったら、猫にいきなりお腹を見せられた経験はありますか。
猫がお腹を見せるのは、注目してほしい時や安心感の表れである場合が多いといえます。
またお腹を見せた相手を信頼している証拠ともいえるでしょう。猫にお腹をみせられたときには、やさしくなでることをおすすめします。
過度なスキンシップは、猫の機嫌を損ねることにつながるので注意しましょう。
猫がお腹を見せるのはどんなとき?
どんなときに猫はお腹を見せるのかを紹介していきます。
注目してほしい
遊んで欲しいときや、構って欲しいときなど、自分に注目してほしいときに猫はお腹を見せるといわれています。飼い主にとっては、猫とふれあう好機到来です。可能な限り、猫の欲求を満たしてあげましょう。なかにはおもちゃを持参してお腹を見せてくれる猫もいるようです。
安心感の表れ
猫は、注目を集める目的以外に、安心感の表れからお腹を見せることがあります。お腹を上にして寝る通称「ヘソ天」は、猫がリラックス状態でないと見られない寝方です。猫がお腹を見せる行為は、飼い主さんに対して安心感を抱いている証拠といえます。
猫にお腹を見せられたときは
愛猫が目の前でコロンと転がり、お腹を見せてくれる様子はなんとも可愛らしいものです。以下、猫にお腹を見せられたときの対応方法と注意点を紹介します。
やさしくなでる
猫がお腹を見せてきたときは、毛並みに沿ってゆっくりとやさしくなでてあげましょう。お腹をなでることで、コミュニケーションを図るだけではなく、健康チェックもおこなえます。それとなく、しこりの有無などを確認しましょう。
スキンシップは引き際も大切
猫のお腹は温かく心地よいため、いつまででもなでていたいと思う飼い主さんも多いでしょう。しかし猫から「もうおしまい」のサインが見られたら、潔くなでるのを終わりにするべきです。しっぽを振る、耳をたたむといった仕草は、イライラしている兆候であり、「もうおしまい」のサインともいえます。サインを無視すると噛まれることもあるので、名残惜しいですがグッと我慢しましょう。
何をしていても猫はかわいいですが、お腹を見せる仕草に心を奪われる飼い主さんは多いはずです。過度なスキンシップに注意しつつ、愛猫との暮らしを楽しみましょう。