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猫はプリンを食べても大丈夫?成分からみる危険性

人の間でも食後のデザートとしても愛されている食べ物「プリン」。程よい甘みで食事の後やお風呂上りに楽しむデザートでもあることでしょう。そんなプリンですが、食べていると猫がプリンを欲しがる素振りを見せてくるなんてこともあるかもしれません。しかし、猫が欲しがるからといって与えてしまうと、猫にとって有害な成分を与えてしまうことになるかもしれません。

猫に物を与える際は、猫にとって害にならないかをよく考えてから猫に与えることが大切です。猫がプリンを食べてしまっても大丈夫なのかを解説していきます。

猫はプリンを食べても良いのか

プリンを猫に与えても良いのかを判断するために、プリンの原材料を知っておく必要があります。一般的なプリンの原材料は卵、砂糖、乳製品、添加物の4つです。基本的な原材料は4つになりますが、あくまで一般的なプリンです。例えばかぼちゃプリンであれば、かぼちゃの成分が加わります。

元々プリンは、小麦粉と卵を牛乳で混ぜた「プティング」という料理が原型となって「プリン」になりました。シンプルな原材料で一見、猫が好きそうなものが多く入っていて安全なのではと思う方も少なくないと思います。しかしプリンは猫に与えない方が良いです。

プリンの原材料が猫に与える影響

原材料一つ一つを確認して、猫にどのような影響を原材料が与えてしまうのかを解説していきます。

・卵

プリンの一番の原材料は卵です。卵は主に動物性たんぱく質でできていて、猫にと必要な必須アミノ酸が含まれています。しかし、猫に生であげられるのは卵黄だけです。卵白には「アビジン」と呼ばれる酵素が含まれているので、生で猫が食べてしまうと猫の必須ビタミンである「ビオチン」を破壊する恐れがあるのです。プリンは生ではなく加工食品ですが、猫によっては卵アレルギーもあるので卵は意外と猫にとってリスクがあります。

・砂糖

猫にとって過剰摂取してしまうと肥満にも繋がり、糖尿病のリスクも上がってしまう原材料です。プリンは、人が食べてもも甘いと感じるほどに砂糖が入っているので、猫がプリンをひとつ平らげてしまうと相当な砂糖の量を摂取することになってしまいます。猫は甘みを感じにくいので、いくら甘くしてもその他の原材料がおいしく感じれば食べることをやめないでしょう。砂糖は猫にとって不要な原材料ということになります。

・乳製品

猫用ミルクではなく、牛の生乳「乳糖」と呼ばれる炭水化物が含まれているので猫は上手に消化することができません。

・添加物

猫にとって人用の食材の添加物は必要ありません。無駄なものとなってしまい、返って危険性の方が高まってしまいます。

まとめ

プリンの成分を考えると、猫にあげることはリスクがたくさんあります。現在ではペット用プリンも販売されているので、与える際は猫ちゃん向けに作られたものをあげましょう。また、誤食を防ぐためにも食べかけのものから目を離さないように注意して、猫ちゃんの健康を守りましょう。

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