「子猫を育てるうえで、ケージは必用なのだろうか」
「ケージを使う時の注意点を知りたい」
などと、お考えではありませんか?
この記事では、子猫を育てるうえで使うケージのメリット・デメリット、置き場所、慣れさせる手順、選び方を解説していきます。
子猫の育て方【ケージの上手な使い方】
ケージを使う4つのメリット
子猫を育てる際に、ケージを使うメリットとして考えられるのは、以下のとおりです。
・子猫をケージに入れておくことで、飼い主が夜寝ているときや留守中に、あちこち動き回って危険なところに入りこむといったことを防げる。
・掃除や換気で、窓やドアを開放している時の脱走防止に有効的。
・人間の食事中はケージに入れておくことで、人の食べ物のうち、子猫が食べてはいけないものを誤って食べる心配がなくなる。
・子猫は狭いところが好きなので、安心して過ごせる。
ケージを使うデメリット
一方でケージを使うデメリットは、子猫が自由に動き回れず、ストレスに感じる場合があることです。
時間を決めて使うことや、留守番中など必要な時以外は扉を開放することなどに気をつけて、使用していきましょう。
ケージの置き場所
子猫のケージの置き場所として適しているのは、以下のようなところです。
・直射日光の当たりすぎない、日当たりが良いところ。
・湿気が少なく、風通しの良いところ。
・エアコンの風が直接当たらないところ。
・騒がしい場所を好まないので、人通りの少ない部屋の隅など。
ケージに慣れさせる手順
子猫をケージに慣れさせる手順は以下のとおりです。
1.子猫がいる部屋に、扉を開けたままのケージを置く。
ケージの中には、いつも使っている匂い付きのベッド、おもちゃ、トイレ、フード、水などを入れておく。
2.子猫がケージに入っても、扉を開けたまま過ごさせる。
慣れないうちに扉を閉めてしまうと、警戒してしまう猫ちゃんも多いです。次回から入るのを嫌がってしまう場合があるので、中にいるのが心地よくなるのを気長に待ちましょう。
3.子猫がケージに慣れたようであれば、扉を閉めて中で過ごさせる。
飼い主が家事をしている時など、毎日決まった時間にケージ内で過ごさせるようにする。
ケージを選ぶ時のポイント
以下に、ケージを選ぶ際の目安を挙げます。
・子猫がジャンプして飛び出さないように、屋根付きのものにする。
屋根付きだと、猫が屋上でまったりできる、というメリットもある。
・中の構造が2段以上だが、1段にも減らせるタイプのものを検討してみる。
子猫時代は、段差があるとケガの恐れがあるので、1段にしておく。
成猫になったら、上下運動ができるように、段差を増やすということができる。
・キャスター付きを検討してみる。
掃除がしやすくなる。
きれい好きな子猫にとっても、好ましい。
まとめ
以上、子猫を育てるうえでのケージの使い方を見てきました。
デメリットがあるとはいえ、それを上回るメリットも多くあります。
注意点に気を付ければ、大いに有効活用できるといえます。
うまく取り入れて、上手に育てていきましょう。