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猫コラム

生後1ヶ月の子猫の餌の量を獣医師が徹底解説!

子猫 離乳食

生後1ヶ月の子猫といえば、ちょうどミルクから離乳食に変わるか変わらないかの時期ですね。

体重でいうとだいたい300~500gくらいです。これはモルモットより少し小さいくらいですので非常に小さいと言えます。

この時期は飼い主さんも不安が多い時期かと思います。

「ミルクが終わったらご飯どうしたらいいの?」

「食べても食べてもまだ欲しがる…。ご飯足りてないの?」このような質問が多いです。

今回は、生後1ヶ月の子猫のご飯の量を徹底解説していきたいと思います。

生後1ヶ月の子猫の正しい餌の量

普段動物病院で働いている筆者は、「今、ご飯20gあげてるんですけど、多いですか?少ないですか?」なんて質問をよくされます。

キャットフードは、カロリーが高いものから低いもの、水分量が多いものから少ないものまで様々なので、一概に「それだと〇gほど少ないです」とは言えないのです。

じゃあ、何をどれくらいあげたらいいのでしょうか。パターン分けして説明していきます。

 

ミルクと離乳食併用中の場合

まだミルクを飲んでいる場合は、少しずつやわらかいウェットタイプのご飯に切りかえていきましょう。

ミルクもウェットご飯も、水分をたくさん含んでいますので、水分も同時に摂取することができます。

ウェットご飯は、だいたい80~100kcalになるように、1日3~4回に分けてあげてください。

 

離乳済みで、ウェットご飯だけ食べている場合

すでに離乳済みで、缶詰やパウチなどを主食で食べている場合は、1日の摂取カロリーが100~120kcalになるように、4回くらいに分けて食べさせてあげてください

ウェットご飯は水分量が多いのでいっしょに水分も摂取できますが、味が濃く喉が渇きますので、お水もいっしょに飲ませてあげてください。

 

ドライフードを始めている場合

すでにドライフード、いわゆるカリカリご飯を主食にしている場合は、1日のカロリーが100~120kcalになるように量を計算して、4回くらいに分けて食べさせてください。

ドライフードは水分量が少なく、それだけでは脱水してしまいます。

生後1ヶ月の子猫ちゃんは、まだドライフード初心者ですので、「水を飲む」ということを知らなかったりします。

お水がちゃんと飲めているかどうか、注意していてください。

まとめ

今回の記事はいかがでしたか?

生後1ヶ月の子猫といえば、だんだんと目も見えるようになってきて、ヨチヨチ歩きから少しずつ走るようになったりして、かわいい盛りですよね!

まだまだ成長期真っただ中、正しいご飯を正しい量で、元気に大きく育ててあげてくださいね!

 

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