すやすや眠っている猫の姿はとてもかわいらしく、飼い主を癒してくれます。寝言を言っていた場合は、さらにかわいらしさが増すでしょう。猫が発する寝言は数種類あり、それぞれ意味があると考えられています。愛猫が寝ているときにどんな寝言を言うか、観察してみると楽しいでしょう。
人と同じく猫も寝言を言うの?
気がつくとそこかしこで眠っている猫ですが、人と同じく猫も寝言を言うのでしょうか。猫と眠りについて紹介します。
猫も夢を見ている!
寝言は夢を見ている際に発せられるものですが、人と同様に猫も寝言を言います。真相は猫本人のみが知るところではありますが、会話や遊び、狩りなどが、猫が見ている夢の内容と考えられています。
猫はたくさん夢を見ている?
睡眠には深い眠りのノンレム睡眠と、浅い眠りのレム睡眠があります。夢を見るのはレム睡眠状態である場合が多いようです。猫の睡眠はレム睡眠の割合が多いので、もしかすると人よりもたくさん夢を見ているかもしれません。
猫が発する寝言の種類
すやすや眠る猫をよく観察していると、寝言には複数の種類があることに気づきます。どんな種類の寝言があるのか、鳴き声ごとに紹介します。
「ニャー」
眠った状態で「ニャー」と愛らしい声を発していた場合、夢の中で遊んでいることが多いといわれています。また誰かと会話をしている場合もあるようで、「ニャオニャオ」と聞こえることもあります。
「ンー」
人間でいうハミングのような声で、猫が「ンー」と寝言を言っているときは、くつろいでいる状態といえます。「フーン」という寝言も、「ンー」と同様にリラックスしていると考えてよいでしょう。
「カカカッ」
猫は、夢の中で獲物を見つけたときに「カカカッ」といった寝言を発するようです。同様の状況では「クックッ」という声が聞こえる場合もあります。このとき、愛猫はおそらく夢の中で狩りに集中しているので、そっとしておいてあげましょう。
猫の寝言にはさまざまな種類があります。寝言の聞き比べをしてみると愛猫の個性が感じられて、より猫との暮らしが楽しくなるでしょう。