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クレストノート

猫コラム

猫のダイエットを成功させる大切なポイント

可愛くて、    猫ちゃんについついおやつをあげすぎてしまう飼い主さんは多いのではないでしょうか。しかし、肥満は多くの病気を引き起こしてしまいます。また、標準よりも体重が重いと、日常生活で頻繁にジャンプをする猫の足に大きな負担がかかってしまいます。

そこで、軽度の肥満から重度の肥満のダイエットを成功させる大切なポイントについてお伝えします。

猫の軽度〜中度の肥満のダイエットの対策とは?

 軽度〜中度の肥満とは、「肋骨や背骨は容易に触れるが、横から見るとお腹周りに脂肪がついていることが確認できる状態」です。

軽度〜中度の肥満の場合は、1日にあげるフードの量を減らしましょう。大体の目安としては、今まであげていた量の60〜70%まで減らすことをおすすめします。それに加えて、ご飯をあげるタイミングを3〜4回に分けると、空腹感を抑えてあげることができます。

また、人間のダイエットと同じで体を思いっきり動かすことが大切です。時間の許す限り猫の遊びの相手をしてあげたり、いつでも一人で遊ぶことができる環境を作ってあげたりすると良いでしょう。ただし、急激に運動量を増やすと肥満の猫にとっては危険なので、少しずつ運動量を増やしていきましょう。どれだけ運動量を増やしてもご飯の量を減らさないと効果はないので、両方一緒に行ってください。

猫の重度の肥満のダイエット対策とは?

 猫の重度の肥満とは、「肋骨や背骨を触ることができず、お腹や首まわりにも脂肪がついている状態」です。

猫の重度肥満のダイエット対策として、今まであげていたフードを市販の減量食に変えることが望ましいです。軽度〜中度の肥満の対策と同じように、3〜4回に分けてあげましょう。ただ、基本的には減量食は低脂肪・低嗜好性のため給与量はそこまで気にする必要はありません。

また、猫が重度肥満の場合も運動を促すことは大切ですが、軽度〜中度の肥満状態の猫よりも慎重に遊び方を考えてあげてください。前足や後ろ足に負担がかかるようなジャンプをする動きは、重度の肥満猫にとってはかなり大きな負担になってしまうので、避けてください。

猫のダイエットに絶食は禁物

 猫の肥満が気になり、絶食をしたり極端にご飯の量を減らしたりしてしまいがちですが、猫のダイエットには絶食や極端な給餌量の減量は禁物です。肥満猫の絶食は、肝臓にとても負担がかかり、脂肪肝(肝リピドーシス)という病気を発症させる確率がかなり上がります。

脂肪肝とはどんな病気?

脂肪肝とは、高齢の肥満猫が発症しやすい病気です。

【具体的な症状】

・食欲がなくなる

・病的な体重の減り方

・黄疸

・嘔吐、下痢

が主な症状で、死亡率もかなり高いです。絶食をすることで脂肪肝を引き起こしやすくなってしまうので、自己判断で行うのは絶対にやめましょう。

まとめ

 猫のダイエットを成功させる大切なポイントについてさまざまな情報をお伝えしました。肥満のレベルや猫ちゃんごとの健康状態で適したダイエットは違うので、それぞれの猫ちゃんにあったダイエット方法を見つけて実践しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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